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私と"香"のヒストリー

”香水”との出逢い:

幼少の頃、ドレッサーからふわりと漂う香りに魅かれ、その在処をたどりました。外国語の文字が刻まれたベージュ色の石鹸。やわらかな甘さが、嗅ぐほどに奥深く・・・まるで自分が素敵な装いで幸せそうに微笑んでいるかのような風景が、心に浮かんだのです。無意識のうちに、私はその香りを手首につけていました。

時は流れ、香水の抽象的な美的世界にますます魅かれた私は、香水についての歴史、名香のエピソードに興味を寄せました。作り方まで知りたくなり、ブレンドの教室にも通いました。
ネーミングやデザインにこめられた香りの美的表現に触れるにつれて、私は香水の素晴らしさを人に伝える仕事をしたいとさえ感じていました。

社会人として初めて勤務した CIデザイン会社の社長より香りの市場調査を依頼され、そのとき以来、"香り"は私にとってさらに深く、客観的に学ぶ対象となったのです。
自分だけの"秘めたる花"から、外に対しその価値を伝えるべきものへと・・・。

”アロマテラピー”との出逢い:

出産後まもなく、香水評論家の方が主催されるセミナーの中で、アロマテラピーサロン経営者のお話を拝聴する機会がありました。そこで紹介された、あるひとつの精油・・・。
ずっと嗅ぎ続けていたい衝動と、香りが身体に染み込んでいくような・・・初めて味わう心地良い"香り"でした。そして、その精油こそ、当時の私の身体の不調を癒すものだったと知ったときに、私はまた新しい"香り"の素晴らしさに出会ったのでした。アロマテラピーとのファーストコンタクトです。

母親でありながらも、社会的な仕事を続けていくために、それまで以上に精神力と体力を必要としていた時期でもありました。当時、通信制の大学で幼児教育の勉強をしていた私でしたが、幼い息子のケアをしながらアロマテラピーの学習にもエネルギーを注ぎ、セラピスト養成校での学習、個人的なトリートメントのモニター実践、アロマトリートメントサロン勤務と経験を重ねてこられたのも、"香り"が持つ魅力的な世界からエネルギーをもらっていたからかもしれません。現在小さな自分のトリートメントルームを開くに至った今でも、同じ感動をお伝えできればと思っております。

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